Crosstalk /クロストーク

小川峰のカルチャー
#01

小川峰のカルチャー

小川峰のカルチャーについて、日々の業務や企業理念を交えてディスカッションしました。

#カルチャー

・普段どんな雰囲気で仲間や取引先と接していますか?

新入社員でも年上の社員でも分け隔てなく、すごくカジュアルに話せる雰囲気があります。相談しやすいですよね。

最低限敬語を使ったりはしますが、基本すごくざっくばらんな関係だと思います。一般的な会社からするとフランクすぎると感じるかもしれない。

社長との距離感もとても近いですよね。ちょっといじっちゃったりして(笑)。

フランクで風通しが良いのは当社の社風だと思いますし、世の中の動きも早くなり、部署での判断スピードも上げていかなくてはいけないというところで、本当の意味でのフラットな組織になってきていると感じています。

お客様との関係もすごくカジュアルですよね。フラッとやってきてお茶を飲んで帰って行ったりする。

元々この辺りは問屋街だったので、昔ながらの関係性が生きています。カチっとした接客をするというよりは、人間同士のコミュニケーションを深めてお互いをよく知ることが求められており、それによって良い提案ができます。

当社はお客様のところに当社の商品を置かせていただいて、売れた分だけ請求させていただくという委託取引という形式が多いんですが、取引先の店舗に何を置くかは私どもの提案をそのまま採用していただけることが多く、お客様とコミュニケーションをとって信頼関係を作っているから実現していることだと思います。

・考動の精神を日々の業務で体現できていますか?

私は異業種からの中途入社なんですが、営業補佐の部分の業務効率化をミッションとして課されていました。どうやるのかということはもう入社当初から自分で考えてそれを実行していたので、考動の精神を体現できていたのかなと。「私はこういうふうにしていくんでよろしくお願いします」みたいなニュアンスで説明することが多かったですね。ただ、部署に人も増えてきて、自分だけの考えでやると良くないので、そこは周囲と話しあったり、社長に困っていることを相談したりして、助言をもらうようにしています。

新人の頃から、自分がやりたいことにどんどん飛び込んでいって、「やっちゃ駄目」と言われたことがないのは、まさに考動の精神を会社が会社として根付いているからだと思います。また、当社は個人に課されるノルマってないんです。もちろん組織として数字は追っているんですが、個人で数字にフォーカスしすぎると、自分に向き合わないというか単なる作業になってしまう。そうではなく、人生とは仕事とはという大きなテーマについて考えた上で、どのように仕事に取り組むかというのが大事。そのためのバックボーンとして、考動の精神があると感じています。

最初から人に聞かないでまずは自分で考えて一旦答えを出してみるというのは習慣になっていると思います。その上で新人や中堅関係なく相談しあえるフラットな雰囲気がある。新人の頃に、何をどうしたら良いのか全くわからなくて悩んでいた時期があったんですが、社長から「全商品の特性をまず覚えてみたら」というアドバイスをしていただいて、そこで落ち着いて知識をつけられたというのをすごく覚えています。自分で考えろと突き放しているのではなく、しっかり周りからのサポートを得られる、見守ってくれているというのはすごく安心しますね。

入社したばかりの頃に、必死で言われたことをやっていたんですが、ある日「俺何をやっているんだろう」と虚しくなってしまったことがありました。その様子を見て、社長が飲みに連れて行ってくれて「今は目の前にあることを必死でやっていれば大丈夫」と励ましてくれました。考動の精神というとすごくハードルが高く感じる人もいると思いますが、社員それぞれの状況を見ながら精神的な面でサポートをしてくれるので、あまり気負わずにできる部分での考動から始めていけば良いのかなと思います。

・新人教育で心がけていることは?

当社の仕事は、お客様や状況によって全然対応の仕方が違うので、画一的なマニュアルを作るのが難しいんです。部署ごとに教育のやり方も全然違って、私も新人を教育することはあるんですが、強く言いすぎたり不適切な関わり方になっていないか悩むことはあります。

マニュアル等では表現できない業務の勘所みたいなところが結構ありますよね。とはいえ、何も基準となるものがないと新人の子にとってはハードルが高いですし、新人が悩む内容ってある程度同じなので、そのポイントについては周りが一律で教えているとは感じています。コミュニケーションを取る場も意図的に設けるようにしているので、そこでフォローしたりとか。質問しやすいような空気感を作ると同時に、何をどこまで理解しているのかを聞き出すのにはすごく気をつけています。

僕たち営業職はたくさんのお客様に関わり、全部違う対応が求められるのでやはりマニュアル化が難しいです。だから、新人から相談されたら「こういった場合はこう」と伝えるんですが、一番気をつけているのは私以外の人の意見も聞きに行かせること。やはり私も間違っていることがありますし、せっかく誰にでも相談できる雰囲気がある会社なのでうまく活かしてほしいなと思っています。

3人がおっしゃっていただいた内容とはちょっと毛色が違うんですが、私は自分達が関わった仕事が世の中にどのように表れているのかを伝えるようにしています。当社はエンターテインメント業界に対する衣装提供をしているので、アイドルや有名テーマパークなどの広告を通して自分達の仕事を目にすることが多いんです。でもそれって自分の日常作業だけに目を向けていると案外気づかないまま過ぎてしまいます。商品の流れを見せてあげて、その流れの中であなたが担当しているのはこの部分なんだよと示してあげることで、仕事のやりがいにつながるし、こういう業務をやってみたいという発見になりキャリアの可能性が広がると思います。

・自分の思い描いたキャリアを築けていますか

僕はやったことがない業務を全部飛び込んでいくというスタンスで入社当時からやっていたので、それが今のキャリアにつながっていると思います。例えば、アイドルの衣装提供について業務を身につけたいと思ったら、その事務所とかコンサートの現場に飛び込んで行ったり、興味のある分野を担当している先輩の商談に同行させてもらったり。それを繰り返しているうちに知識がどんどんついていきました。今はテーマパークの衣装を担当していますが、今後もエンタメ分野ごとの最前線の顧客に対応していきたいと思います。

逆に私はあまり欲がなくて、特にキャリアアップをしたいとは思って働いていないんです。でも、仕事の中でやりがいを見つけて行ったら自然にやることが増えて、達成感もそれに比例して大きくなっていると感じています。誰かのために何かをやるのが自分には向いてると思っているので、これをやれば営業さんのためになる、これをやれば会社のためになるというのを思い描いて実行して、徐々に自然とキャリアアップしているのかなと。

私もどちらかというと、規模を大きくしたいとか担当業務の希望を叶えたいというよりは、これまでやってきたことをどんどん深掘りする感じでやってきました。改善や工夫を繰り返した結果、今があるのかなと思います。自分が何ができるのかわからないというところからスタートして、いろいろ試行錯誤する中で「やっぱり私は接客が好きなんだ」ということに気づけて、売り上げにもつながっているのは良かったと思います。

キャリアも大事なんですが、自分がやりたい、やるべきだと思ったことをやらせてもらえたということが、仕事の満足感につながると思っています。10年くらい前に考動の精神やもうひとつ協働の精神という理念を社内全体で体現できているか疑問に思ったことがあり、モヤモヤしていることを社長に伝えたことがありました。それで、自分が考えた取り組みを実行させてもらえたのがすごく心に残っています。会社全体のコミュニケーションを活発化するために関わっていきたいというのが今やりたいことです。

・どんな人と一緒に働きたいですか

自分から考えを発信できるような、チャレンジ精神のある子が来てほしいです。言われたことだけをやるのではなく、ちゃんと自分なりの疑問を持って行動できるような方には多分向いている会社だと思います。

前向きな人と一緒に働きたいですし、うちの会社には合ってるのかなと思います。臨機応変な対応が求められますし明文化できない曖昧な部分もある仕事ですが、その読めない部分も含めて楽しめるような楽観的な人なら活躍できるのではないでしょうか。

体力勝負なところがあるので体を動かすのが好きな人、人と話すのが好きな人が向いていると思います。社長からパートさん、社外の人も含めてとにかくコミュニケーションを取る場面が多いので、気さくに話せる人と一緒に働きたいです。

自分から発信したり、コミュニケーションを取るのに長けている人はもちろん素晴らしいんですが、例えそうでなくても自分と向き合える人であれば良いのかなと。しっかり業務に取り組んでおり考動を実践しているけど、それが外から見えにくい人っていると思うんです。だから、そういう人を見逃さない会社でないといけないですし、僕たちがちゃんと想いを出せる場を作ってあげたいなと思います。

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